あなたと過ごした日々

「はぁ?これが地球?んなわけな…ん?」



じっとよく見てみると、もう一枚写真があって。どうやら1枚目の写真を少し拡大したものらしい。




「…………ドウモアリガトウゴザイマシタ」




どうやら本当に地球は丸くて青いみたい。



さっきまであんなに馬鹿にしてたのに、自分が間違っていたことがわかると急速に顔が赤くなっていく。




してやられた…。(自爆しただけ)




『これでわかったか?ば、か、ゆ、い』




言い返そうと思ったけど、私が間違ったのは紛れもない事実だから言い返せない。



悔しい…。



でも、それ以上に、もっと外の世界について知りたくなってきた。




「ねぇ神都、もっと教えてよ、外の世界のこと」




『…しょうがねぇな』




面倒くさそうにしながらも、教えてくれる神都が何だか可愛かった。





✱✱✱✱✱✱



気がつけば、時計の針は18:00をさしていた。


神都が来たのが朝の10:00頃だから、もう8時間も話していたことになる。





…神都は帰らなくて大丈夫なのかな。