あなたと過ごした日々

理由がわからない私はただひたすらに疑問符を浮かべるだけ。



…外の世界は私にとって未知の領域同然だから、知らなくて当然なのに。




『お前はあれか?学校に行ってないから、外の世界を知らないから、と言い訳してその無知さを治そうとしなかったのか?』




誰が無知よ!否定しないけど!


しかも図星…。しょうがないじゃん、教えてくれる人なんていなかったんだし。




こんなにもの知らずでも17年間生きてきましたから。多分知らなくて大丈夫なはず。




…大丈夫、だよね?





『大丈夫じゃねぇよ。お前のそれは社会的にまずいどころのレベルじゃねえ』




「なっ!?なんで思ってること…もしかしてエスp『結依が全部口に出してたけど』」




え、嘘?


…やっちゃった。




「この私がこんな奴に負けるなんて…」



『勝負した覚えはねえけどな。つーか、何でそんなしょうもない厨二臭いセリフ知ってんのに『地球は青かった』ってセリフを知らねぇんだ』