もう一度…

シオンの体から抜け出るものが見えた。

どす黒い影のようなもの。

その影に念波を送る……

すると、けたたましい唸り声をあげて
塵のように消えた。

反っていたシオンの体も
ドスッという音を立て、布団に落ちた。



俺は、体中汗で濡れていた。
シオンの体も、汗でぐっしょり濡れていた。




「シオン!聞こえるか…!?

シオン!シオン!」