もう一度…

『ほんとに、なにもしない?
ボクのはなし、きいてくれるの?』


「なにもしないよ!ちゃんと話聞くよ。」


『ボクね、じぶんのとこにかえりたいの。
どれくらいまえか、わすれたんだけど、ここでトラックにぶつかっちゃったの。

そのとき、じぶんのからだからフワッてぬけだした。
そしたら、じぶんのからだにかえれなくなったの。

だからここでどうしたらいいかかんがえてたの。

もしかしたら、だれかたすけてくれるかもしれないって…』