もう一度…

ふぅ……
意識を集中させ、シオンの体に手を置いた。


「彼女の体にいる霊に聞く。
そなたは誰だ…
なぜ彼女の体にいる……

答えぬのか…?

なら、無理にでも出してやる……」


その時だった


〈ウワァァァァ アアアァ
やめろ〜私に触るなぁ〉

「貴様はなぜ、彼女の体にいるんだ!
早く出て行け! 

さもないとお前を無理にでも出すぞ!」
 
〈こいつは…こいつは!
無理に体から出したんだぁ! 

あの男の体は私に合っていた…
なのに!無理に出したんだよ!〉

「霊を体から出すのは当たり前のことだ!
そのせいで、彼は苦しんでた!」