もう一度…

シオンの除霊が無事終わったら、言おう。

”結婚してほしい”って。

素直に、自分の気持ちを伝えよう…
だから、無事に…戻ってきてほしい……


そして、結案町へ到着した。 

町へつくと、住民が集まっていた。
きっと町長から聞いたんだろう……


ザワザワ ザワザワ

「……ああ!シオン様……
どうしてこんな……」

「一体何が…」

そんな声があちらこちらから聞こえる。

すると町長が近づいてきた。

「待っておったぞ。聖…さぁ早く…

ん?そちらのお嬢さんは今朝会った子だね…?」


「は、はい!あの、まさか町長さんだとは知らず…」

「ははは…構わんよ
今はお飾りの町長だからね」


「町長、除霊の準備は……」

俺が言うと、

「ああ。もちろん準備出来ている…
早くシオンさんを助けるんだ……」


(言われなくても分かってるさ…)
 
「君たち二人はここにいるんだ。
中に入ってきては危険だから…」


そう言いながら、寺の中へ向かった。