もう一度…

ガチャッ

「すぐ迎えが来る。
君たちはどうする…?」

「「…行きます!」」

「わかった。」  


迎えが来るまで、シオンの部屋で待つことにした。
それは神崎さんの提案だった。

〈「今、シオンをこの部屋から出さないほうがいい。
出した途端、何かが起こりそうな感じがする。」〉と。

神崎さんは、ずっとシオンを抱き締めていた。

時々、名前を呼びながら…


そんな様子を見ていたミカは、
 
「神崎さん…
さっきシオンは婚約者だって言ってたけど……」

と神崎さんに聞いた。