☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
あの日。
あの子のお母さんが必死に探してきた桜のスポットで。
あの桜の中で、あの子は旅立っていった。
最後に呼ばれた名前は、いつまでも耳に残っている。
あれから二年だ。
また同じ地で花見をするいつもの顔ぶれ。
君は“何も残したくない”なんて言ってたけど。
君の思っているより多くのものを、君は残していったね。
「まだ蕾のもあるねー」
ふと聞こえた声に揃って反応して、名前の主を探してしまうほど沢山のものを。
君だけを取り戻せないまま、時は過ぎていく。
君のいた春は、いつまでも眩しい。
Fin.
あの日。
あの子のお母さんが必死に探してきた桜のスポットで。
あの桜の中で、あの子は旅立っていった。
最後に呼ばれた名前は、いつまでも耳に残っている。
あれから二年だ。
また同じ地で花見をするいつもの顔ぶれ。
君は“何も残したくない”なんて言ってたけど。
君の思っているより多くのものを、君は残していったね。
「まだ蕾のもあるねー」
ふと聞こえた声に揃って反応して、名前の主を探してしまうほど沢山のものを。
君だけを取り戻せないまま、時は過ぎていく。
君のいた春は、いつまでも眩しい。
Fin.


