-あとがき-


最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました!


楽しい物語にできたか不安で不安で仕方がないのですが、それでも最後まで書き上げることができてほっとしています。


探偵という設定だったのですが探偵らしい探偵の場面はほとんど書けていなくて情けないばかりです(^_^;)


“認識されていない”ことに何度も悩む主人公でしたが、それでも「あいつはどこ?」と聞いてもらえるということは“認識されている”ということと等しいと私自身は思っています。本当に認識されていなければ「どこにいる?」なんて探されることもないでしょうし、そもそも“いない”ということ自体に気づいてもらえないと思うのです。


“いない”ことに気づくということはきっと「どこにいるのかがわかっていないだけで“同じ空間のどこかにいる”とわかっている」ということです。


けれどゼストのように誰かがちゃんと見てくれているということは、大きな安心感を人に与えます。誰かが隣にいてくれるだけで、話を聞いてくれるだけで、それだけで気持ちが楽になるのです。


そういう話にしたいなと思って、影の薄い主人公と彼女の心の動きを描いてみました。私にはまだまだ文章力がないので、わかりづらかったかもしれませんね。


次はもっと上手に書けるように頑張りたいと思います。


最後にもう一度。


この作品に最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました!


読んでくださった方々にたくさんの感謝を込めて…✨


-喜希-