君に恋していいですか?

「ここ出たら、もうひと勝負する?」

「え?」

「それとも、またオレに負けるの悔しいから、やめとく?」

挑発的な志信の目と言葉は、薫の負けず嫌いに火をつけた。

「やってやろうじゃない。いつも勝てると思わないでよ。次は勝つから。」

「どうかな?オレは絶対に負けないよ。さぁ、次は何をしてもらおうかなぁ…。」

余裕の態度で意地悪く呟きながら、志信は心の中でガッツポーズをした。

(よっしゃ、作戦成功だ!)





ビールを飲み終えて焼き鳥屋を出た二人は、またゲームセンターにやって来た。

「また同じゲームでいい?」

「もちろん。」