君に恋していいですか?

志信は少し意地悪してやろうと、わざとイタズラっぽく尋ねる。

「え?もっとすごい事じゃないとダメ?」

「いや、そうじゃないけど…。って言うか…もっとすごい事って何よ…。」

「ホントはもっとして欲しい事があるんだけど…卯月さんにソッコーで殴られそうだから。」

薫は少し赤い顔をしてうつむきながら、拳を握りしめて志信の前に突き出した。

「……ホントにみぞおち殴っていい…?」

「ごめんなさい…。冗談です…。」

(卯月さんって面白いなぁ…。意外と照れ屋だし…マジでかわいい…。罰ゲームでデートとかじゃなくて、ホントにオレの彼女になってくれないかなぁ…。)