君に恋していいですか?

志信も焼き鳥を食べながら、薫に何をお願いしようかと考える。

(デートして、とか…あからさま過ぎか。なんかもっと自然な言い方は…。)

「あ、そうだ。」

何か閃いたように声を上げる志信に、薫は何を言われるのかとビクビクしている。

「…何?」

「明日、買い物付き合ってよ。」

「え?」

拍子抜けした様子の薫の顔を見て、志信は笑いを堪えた。

「服買いに行きたいんだけど…自分で選ぶと、どうしても同じような感じの服ばっかり選んじゃうからさ。一緒に選んでもらえると助かるかなーって。」

薫は少しホッとした様子で志信を見た。

「そんなんでいいの?」