君に恋していいですか?

志信はそっと薫の様子を窺う。

(卯月さん…照れてる?)

「もう…変な事ばっかり言わないで!」

照れているのをごまかすように、薫は手を止める事なく料理を続けた。

(すぐ照れて赤くなったりして…ホントにかわいいなぁ…。オレの事、少しは意識してくれてるのかな?)

志信は上機嫌で野菜の皮を剥いた。

(新婚さんかぁ…。)




唐揚げに酢豚にサラダ、フライドポテトにチキンライス、大きな海老フライ。

テーブルの上にたくさんの料理が並ぶ。

「もういいかな。置く場所なくなったね。」

薫は冷蔵庫からビールと梨花用のカクテルを取り出して席につくと、グラスに注いだ。