君に恋していいですか?

薫が申し訳なさそうに志信の顔を見上げると、志信の胸は急激にドキドキし始めた。

(マジでかわい過ぎ…。そんな顔されたらオレもうヤバイって…。)

志信はわざと少し偉そうに言ってみる。

「もう言わない?」

「うん、言わない。」

「ごめんなさいは?」

「ごめん…ね?」

(なんだこれ?!めちゃめちゃかわいいっ!!今すぐ抱きしめてキスしてぇ!!)

初めて見る薫の意外な素顔があまりにもかわいくて、志信は必死でその衝動を抑えた。

「まぁいっか。じゃあホラ、でっかい海老買うんだろ。行こう。」

志信が笑うと薫もホッとしたように微笑んだ。

「うん。洋食屋みたいな海老フライ作るね。」