*おまけ2*

「なぁ、柑奈〜。悪かったって」

「一輝、柚奈。向こうで遊ぼっか」

誰が許すもんですか

昨日連絡もなしに帰って来なかったくせに

会社の方で忙しいのかと思ったけど違うじゃない
会社の皆でご飯食べてたなんて…

帰ってきたと思ったら女物の香水したし

こんな女重いかな?

「はぁ、マジでどうしよう」

一希は反省してるし…

許してあげてもいいかな?
イヤ、でも許してあげない

「柑奈、」

そんな事を考えてると一希が後ろから抱き締めてきた

「離して」

「じゃあなんで抵抗しないんだ?」

「そ、それは…その…」

「ふっ…」

わ、笑った

何よ。こっちは困ってんのに

「遅くなったけど誕生日おめでとう」

え?誕生日…?

「昨日誕生日だったでしょ?本当は昨日渡したかったんだけど同僚に捕まってさ」

「そ、そうなんだ」

でも私をほったらかして女といたんだし

でも誕生日覚えててくれた事は嬉しかった

私でも覚えてなかったし

「女いるなんて知らなかったし…。でもこうやって柑奈に渡せたからいいや。誕生日おめでとう。柑奈」

うぅ、やばい。泣きそう

「あ、ありがと…。」

「ふっ、愛してるよ、柑奈。」

「ふぇ?//////」

私は未だに愛してるって言われると赤面になっちゃう

「さぁベッド行こうか」

「え?朝から?」

「そう、朝から。昨日ヤレなかったから昨日の分も」

あ〜あ完全に私一希に溺れてる

これからずっと何があっても一希と一緒にいれたらいいな〜

私は何があってもやっぱり一希が大好きみたいです



*おまけ2* -end-