ラストボーイ









「うん・・・。えっと、免疫ってどうやって身に付くのかな~?って・・・。」






「免疫?なに?どっか悪いの?!」






「んーんっ!そうじゃなくて・・・男の人に対しての免疫?って言うのかな・・・。何か緊張しちゃって。」





あたしは今まで、
愁ちゃんとしか関わりがなくて、
男の人と接する機会もなかったから、
どうすれば普通にいられるのか知りたかった。






「それって・・・どんな風に?」





どんな風に・・・・・。

手を繋いだり・・・・・あとは・・・・・






あっ。




あたしはあの日の事を思い出した。


愁ちゃんと帰れなくて、
勇志くんに送ってもらったあの日。








「えっと、手を繋いだり・・・だ、抱きしめられたり・・・とか。」







礼ちゃんは一瞬驚いた顔をしたけど、
納得したかの様にいつもの笑顔を見せてくれた。