「寒い~‥‥っ」
待ちに待ったクリスマス当日。
愁ちゃんから駅前7時とメールしてきた。
あたしはいつもより出来るだけ可愛くお洒落した。
愁ちゃんはきっと何をしなくてもカッコイイだろうけど。
駅前の時計はあと二分でちょうど7時。
「わり、遅れた!」
ライトアップが始まる二分前に愁ちゃんが来た。
な、何か今日‥‥いつもの何倍もカッコイイ気が‥‥。
周りの女の子もちらちら見てるし‥‥。
そんな事を思っていると、
一斉に明かりが消えて巨大なクリスマスツリーが色鮮やかにライトアップされて姿を現した。
「綺麗‥‥」
一気に冬の街へと変わった景色を、
あたしはしばらく寒いのも忘れて眺めてた。

