芽生へ
この手紙を読む頃には、
きっとママはパパのいる天国からあなたを見てるのね。
泣いてない?
あまり泣くと愁ちゃんが悲しむからね。
沢山書きたい事があるんだけど、
まずはママの病気の事話せなくてごめんなさい。
パパが亡くなってすぐ分かって、
パートと言っては週に一度治療には行ってたのよ。
だけど、良くはならなくて、
結果あなたを置いて先にパパの元へいく事になって、
本当にごめんなさい。
だけど忘れないで。
寂しくなったらこの写真を見て。この手紙を読んで。
上からあなたをずっと見守ってるんだから。
それと、愁ちゃんの事大事にするのよ。
ママとパパも幼なじみから夫婦になったの。
あなた達もいずれ、そうなるのかしらね。
芽生。ママ達の元に生まれてきてくれて、
本当にありがとう。生きてあなたの成長を見れたら、
もっと幸せなんだけど、欲張りはだめね。
天国からパパと二人であなたの成長を見届けるわ。
ずっとよ。孫の顔が見たいですもの。
芽生、幸せになりなさい。
笑いなさい。たまには泣いてもいいけど、
笑ってる芽生が見れたらママもパパも幸せ。
小さな芽は、
やがて大きくなり枯れては咲き、生き続けるのよ芽生。
ママより

