ラストボーイ











「じゃあ俺帰るわ」






すっかり愁ちゃんの存在を忘れてた‥‥っ!








「愁ちゃん‥‥!」








「ん」








「ありがとう!」








本当はもっと伝えたい事があるけど、
この時あたしは愁ちゃんに心からありがとうを伝えた。






優しく笑う愁ちゃんの笑顔は、

明日学校へ行くあたしの背中を押してくれた気がする。





そして、

明日はパパの命日。







学校が終わったら真っ直ぐパパの眠るお墓に行く。





もちろんママも一緒にね。