ラストボーイ











愁ちゃんは屋上のフェンスに背中を付けて、
ただ空を見上げてた。






あたしはそんな愁ちゃんの姿を見ながら、
流れてくる歌の続きを聴いた。
















もしこの歌を‥‥

本当に愁ちゃんが書いたとするなら‥‥










愁ちゃんの口から聞きたいよ。










その声で、その手で。










ちゃんと聞きたいよ‥‥。