ラストボーイ









✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚





俺は出来るだけ芽生を見ないようにする為に、
絶対やらないであろう文化祭実行委員に立候補した。





だけど勇志から、


「芽生ちゃんも実行委員らしいよ。」と聞いて、

立候補した事を軽く後悔した。







見ればあいつに触れたくて、

あいつと話したくて声が聞きたくなるから。





初めての集まりで、
芽生は俺がいる事に困ってた。





今時あんなガチガチに固まって、
あんな恥ずかしい噛み方する奴いねぇし。





だけどそれが懐かしくて、

大袈裟だけど素直な芽生の反応が嬉しかった。







あんなに毎日近くにいたのに、

今はすぐ後ろに座ってるこいつが遥かに遠い。







諦めるつもりでいた俺の気持ちを、




あいつは何度も揺さぶるんだ。