ラストボーイ












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「なぁ愁、お前黄瀬と付き合ってんの?」






「付き合ってない。」





俺はバスケ部に入った。

芽生にキスをしたあの日から、
今まであった関係は全て無くなった。



まぁ俺がそれを選んだんだけど。





勇志と芽生の例の写真を見て、
俺はあの日芽生に聞いた。




勇志の事が好きなのかどうなのか。




好きじゃないって聞きたかった。
けど、あいつは分からないって‥‥。



それって少なくとも気になってるって事だろ?


結局俺は幼なじみの壁を壊せなかった。






俺がどんなに優しくしても、
一番にあいつを助けてやっても‥‥





俺は芽生の幼なじみ。





あいつが勇志に少しでも気があるなら、
俺は背中を押してやろうって決めたんだ。



何も分からない芽生に芽生えた気持ちを、
俺は壊したくないって思った。




だからあの時・・・・・







俺は芽生にキスした。




諦めのつもりで。



半分は・・・あいつにとっての一番を何かひとつでも欲しくて。






最低だよな‥‥。




また芽生を泣かせた。