無我夢中で走った。
校内にはお昼を告げるチャイムが響く。
"これで分かった?"
どうしてキスしたの・・・?
何も分からない・・・愁ちゃんが分かんない。
触れるだけのキス。
あたしに何を教えたかったの?
気付いたらあたしは中庭にいて、
溢れる涙は止まることを知らない。
生徒がお昼を持って、
中庭に集まりだして袖で涙を拭った。
忘れればいい・・・・・。
何も無かった事にすればいい・・・。
明日になればきっと元通りだよね・・・・?
明日になればきっと、
普通に笑って今までのあたし達でいられる。
あたしはそう思ってた。

