「ごめんね、着替えてきていいよ」 不安と恐怖はあるけど同じ家にはいるし 我慢して着替えさせてあげないと。 「すまない。なるべく早く戻るよ」 あ、王子笑顔でもなくでも何か企んでる笑顔でもない、優しい笑顔。 あぁいう笑顔もできるんだ。 「うん!待ってる」 やっぱり私、一人暮らしは無理なんだ。 朝陽が居てくれてよかった。