。○朝陽side
昼休み、一花と会った。
まさか三階で会うとは思わなくて
つい声をかけてしまった。
昇がいること忘れて。
今は放課後で帰り道がたまたま同じということで珍しくこいつと帰っている。
帰り道が一緒のことに驚かれ怪しまれたが
『しばらくばぁちゃん家住むことなったんだ』と
バレそうな嘘をつく自分に情けなくなる。
もっと違う嘘があるだろ、ましてや幼馴染に…。
まぁ『え?ばぁちゃん?お前のばぁちゃん家海の近くだろ?』と、案の定バレそうなるところを
『いや、それは母さんのほうな。親父のほうの』と嘘をついた。



