「大丈夫だよ、病院なんて。 取り合えず体温計ちょうだい」 病院なんて嫌だ。 小さい頃の嫌な記憶がよみがえる。 小さい子って注射が怖くて行きたくないと騒ぐけど 実際小さい子だけじゃない。 私も怖くて行きたくないのだ。 「はぁ、じゃあ病院はいい。 その代りちゃんと寝てろ!!!いいな?」 そう言いながら体温計を渡す朝陽に「うん、そうする」と言って私は体温をはかる。