……橘先生は何をしているのでしょうか……

一ノ瀬さんと小桜さんも帰ってきませんし……

もうすぐ1時間目が……

ガラッ

「すまない。遅くなったな……」

やっと帰ってきましたね。

……少し元気がなさそうですが……

どんな話をしていたのでしょう……?

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2時間目の途中……なのですが……

一ノ瀬さんと小桜さんが急に立ち上がりました……

どうしたのでしょうか?

「むーちゃん、行ってくるねぇ~」

「…………はい」

行く……?どこに行くつもりですかね……

気になります……

朝、演技をしていたことも……

最初はアレが本当だと思ってしまいましたが……

よく考えれば小桜さんがそんなことをするはずがありませんし。

……………………

ガタッ

「雨宮?どうしたんだ?」

「2人についていこu((「ダメだ」…え?」

「あの2人について行くのはダメだ。」

「なんでダメなんだよ!?」

「何がなんでもダメだ。」

………………

「橘先生は何を隠しているんですか?」

「……言えない。」

……なぜ……

ガンッ

!?

何の音ですか!?

今の音は屋上から聞こえてきました……!!

屋上で何が起こっているんですか……!?

「っ!行くぞ!」

玲!

「やめろ!!」

……!

「なんで止めるんや!!」

「なんでもいいだろうが!!さっさと席に座れ!!(殺気)」

っ!!!

どうして……!

どうしてそんなにとめるんですか……!

屋上で一ノ瀬さん達は何をしているんですか……!?

pururururu

こんな時に…………

橘先生の……電話…………?

『もしもし、どうした!?はぁ!?どういうことだよ!?……分かった!絶対にそれ以上はっ…!おい……!?チッ!すぐ行く!』

「お前らは絶対に来るな!!」

……橘先生が行ってしまいました……

「そんなこと言われても……行くしかねぇだろ!」

「…………行かない方が…………いいと思う」

「僕も行かない方がいいと思うよ~……なんか嫌な予感するし……」

「なんだよそれ!何があったのか気にならねぇのか!?」

「………………」

「チッ!もういい!俺、1人で行く!」

憐!!……行ってしまいました……

どうしましょうか……

………………………………

「僕も……行ってくる……」

嫌な予感がしますが……

「うわぁぁぁぁぁ」

憐の叫び声!?

「!!行くぞ!!」

こうして僕達も屋上へ向かった。