と尚は余裕の表情をした。

「本当?実は私も。今日は友達?が来てくれるの。だからもっと頑張れるんだ。」

と私は自分の頬が上がっているのを感じながら言った。

「へぇ。友達って学校の?」

「うん。後で紹介するよ。尚ビックリするかもよー。」

「じゃあ楽しみにしておくよ。」

「うん。じゃあお互い頑張ろ。」

と尚と拳と拳をぶつけて…
手をグーにしてそれを軽く合わせた。

「じゃ。」

「うん。」

と言って別れる。

私はリハーサル室に入り、ストレッチを始める。

その間に色々な人の踊りを見てぼーっとしていたら真帆が隣に来た。

「尚人君にあったよ。」

と耳打ちされた。

「私もあったよ。」

と2人して微笑む。