「捨てられるとはばっかじゃねーの?」


え?光希?
光希の声がする


「え?光希なの?」


「は?ちげーよ俺は青山 陸(青あおやま  りく)。」


ベッドのカーテンが開けられる


「泣いてたのか?」


「え。あ。ちが…」

私は一瞬自分の目を疑った…

この人イケメン…顔立ちはシャープだけどまつげは長くて、目もブラウン色のパッチリ鼻はめちゃめちゃ高い…どこかであったことあるのかな?この顔知ってる

「ふぅーん。あ、俺に抱きつかれていやな女はいねーんだよ。知ってるか?」


なに。この人俺様?キモイかも…