【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

「桜が彼氏のことを話さないのも関係あるの?」



さっきまで笑っていた雛子はまた真剣な顔になった。



…話さなきゃ。



航太のこと。



この傷のこと…。



あたしはまず雛子に自分の腕をまくって見せた。



雛子もお母さんと同じ反応をした。



あたしは雛子から顔を逸らした。



「ひどい…もしかしてこれ彼氏が…?」