【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

もう嫌だ‥…、死んでしまいたい。



本当に無意識だった。



あたしの足はふらふらと海の方へ向かっていた。



その瞬間、パシッと誰かに腕を引っ張られた。



「何やってんだよ?死にてぇのか!」



そこには綺麗な人がいた。



綺麗な黒髪。顔立ちはハーフっぽくて端正な顔をしていた。