俊介は髪を乾かしていないのかまだ髪の毛が濡れている。


 
妙に色っぽい。



あたしは隣にいてドキドキしかなかった。



「お前、顔赤いけど暑いのか?」



「う、うん。ちょっとね…。」



「茹でダコみたいになってる。」



「う、嘘!?」



「嘘に決まってんだろバーカ。」



また、からかわれた?



恥ずかしい…。



「そこ!イチャイチャしてんじゃねぇーよ!」



遠くから声が聞こえたかと思うとみんながニヤニヤしてるのがわかった。