そうだ。



最後みたいな会話になっちゃったけど、あたし達はここに泊まりに来たんだった。



「小さいけどゆっくりしていってね。」



優月ちゃんはそう言ってあたしたちを部屋に案内してくれた。



部屋はベッドと小さい棚が置かれていた。



壁には花の絵が飾られていた。



至ってシンプルな部屋だけど明るくていい部屋だった。