【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

でも俺は優月を守ることだけが正しいと思っていたんだ。



優月の本当の心の闇がどれだけ深いものか俺には見抜けなかった。



ある日、優月が顔に引っかき傷を作って帰ってきた。



『優月、その顔どうした?』



『猫に引っかかれたの。だからそんな気にしないで』



優月はそう笑っていった。



その笑顔はどこか無理してるみたいだった。



『手当してやるから来い』



『ねぇ…お兄ちゃん?あたしが一緒に死のうって言ったら死んでくれる…?』