- 俊介サイド -



俺の過去を目の前にいる桜にやっぱり話さないといけないな。



俺の母親は俺と優月の本当の父親と離婚してから男遊びが激しくなった。



優月は母親から存分に愛情をもらっていない。



だから俺は母親以上に優月に愛情を注いでやろうって思っていた。



当時中学三年生だった俺は青嵐会だった。



この時は俺達の代じゃなくて俺はまだ幹部にいた。



優月を寂しくさせないようにといつも青嵐会に連れてきていた。



『優月ちゃん、俺とゲームやろうぜ!』



『大翔くん!やる!!』



当時中学一年生だった優月をみんなは妹のように可愛がってくれた。