【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

「…助けて…、」
 


暗闇の中でお客さんに精一杯怖さを出す。



「ギャー!!!!!」



驚いて逃げるお客さんもいれば何も動じないでスタスタ歩くお客さんもいる。



…ハァ、お化け役ってこんなに難しいんだね。



あたしのほうが悲鳴を上げたくなるよ。



そして、待ちに待った休憩時間がやって来た。



教室を出ると奏多くんが待ってくれていた。



「じゃあ行こうか。」



奏多くんと肩を並べて歩く。



奏多くんは美少年だから女の子たちは奏多くんをみて写真をお願いしたりしていた。