【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

あたしは祐一さんの車に乗った。



「桜ちゃん、分かりやすすぎ。本当は阿久津凌に何か言われた?」



祐一さんはさすが…。



あたしが隠してるとこを全部いい当てちゃうんだもん。



「なんで、桜ちゃんは俺等を頼ってくれないの?」



ふと、さっき俊介の寂しそうな顔が浮かんだ。



その表情はあたしが俊介を頼らなかったなの?



「迷惑かけたくないから…。」



「俊介にも同じようなこと言われたよね?俺等は迷惑だなんてこれっぽっちも思ってないよ。」



そう優しい笑顔で祐一さんは言ってくれた。



「桜ちゃん、まだ俺等にそんな心を開いてないって証拠だよね。」



「そんなことは…。」