【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

明らかに教室と違う方向に向かうあたしに俊介がそう言った。



「ちょっと職員室に!」



「付いて行こうか?」



「ううん、平気。」



嫌がらせのことを知られたくなくてつい俊介に嘘をついてしまった。



俊介、ごめん…。



心の中で謝った。



資料室につき入ると誰もいなかった。



「…誰かいないんですか?」



シーン…。



そういうものの何も声は聞こえない。