【完】青嵐会 - 救ってくれた人達 -

「手当してやっから来いよ。」



同じ高校とは言えどもあたし、関わったことないし…。



しかも、男の人と二人は怖い…。



あたしが不安そうな顔をしたのが分かったのかフッと高槻くんはわらう。



「何にもしねぇよ。その怪我じゃ帰れねぇだろ?」



あたしは大人しく着いて行くことにした。