その日の放課後。
校門を出ようとするといきはり、
後ろから呼ばれた。
「お~~い!
さ~く~ら~み~お~さ~ん!」
って朝ぶつかった男子が大声で呼んだ。
少し振り返って見たけど
大声で叫ぶから、無視した。
すると、ここまで走ってきて、
「無視はヤメロって、
俺、めっちゃイタイ人じゃん。
あっ、そうそう!一緒帰ろう!
強制だからな!」
って言った。そして私は、我慢できず
「もともと、イタイ人じゃないの?
て、いうかそもそもあんた誰?」
って言ってしまった。
しかもキツめに言ったから、
また嫌われるなぁ~なんて思ってると、
「あれ、名前言ってなかった?
俺は、長橋 文也(ながはし ふみや) 。
あとさ、帰るの拒否らなかった
ってことは、
一緒に帰ってもいいってことだよな!」
名前はいいとしても、
帰るの拒否するのしくじった~~…。最悪。
そのあと、何度も断っても、
押しきられたから、一緒に帰った。
というよりも、送ってもらった。



