だったら作文は 旨く書けるようになるね。
お婆ちゃんが証明するよ。
誰が何と言おうと孝介君の頭には
精密なカメラがあるんだね。
だから覚えて居られるんだよ。
覚えて居るって節約出来るね。
だってカメラを買わなくとも
脳の中に精密なカメラが入って居るんだもの。
誰も真似の出来ないカメラだよ。
幸介君だけが持つ精密なカメラだよ。
すらすら作文を書いたり、お話の出来る人って
高級な・・精密な・・
カメラが入って居るんだものね。
風景や様子が 浮かぶのは
高級で精密で鮮やかな色まで映し出すカメラが
あるから作文を書けるんだからね。」
幸介は目弾きもせずにじっと聞いて居た。



