お婆ちゃんは魔法使い




雑然と覚えて居ることを 順序良く思い出せない


話せない 苛立ちを 何とか乗り越えさせる方法が



解れば 作文を書けると考えたお婆ちゃんは


順序良く思い出せる方法がないものかとあれこれ考えた。


記憶の何処から切り込めばスムースに


思い出せるかに拘ってみた。


焦らずに書くことの楽しさを知った


お婆ちゃんは 書き出す切っ掛けを


視たままの 興奮をそのままに 


ありのままを・・・


「はっ」と想ったことを書くことだと


何年も前の記憶をもう一度確認した。



最初の切り込む言葉を見つけさせれば


順序良く思い出すだろうと想ったお婆ちゃんは


孝介に話しかける言葉を探した。




そうだこの言葉だ。


「聖火が見えたときの行列が崩れる様子が見えたよ


みんなが興奮して『わあっつ~~』と言う声も聴こえたよ。」


そう言って褒められた言葉は何年経っても


忘れられない言葉だ。


この褒められた言葉と文章を使えば良いと想った。