Secretな関係 1.5





今の生活はどうだとかこれからどんな風に暮らしていくのかとか。

話す内容は高校生の頃とは変わってきたけれど、お昼休憩に話し込んで笑っていたあの頃を思い出した。



「あ、出来たみたい!」


春奈がオーブンの扉を開く。

少しすんっと空気を吸うと、勢いよく良い香りが鼻の奥まで広がった。

甘いチョコレート菓子の匂い。


「これは成功でしょ」


そう私が言うと、


「だね!早く食べよ〜」


とるんるんでオーブンから取り出しお皿に出していた。