今の生活はどうだとかこれからどんな風に暮らしていくのかとか。 話す内容は高校生の頃とは変わってきたけれど、お昼休憩に話し込んで笑っていたあの頃を思い出した。 「あ、出来たみたい!」 春奈がオーブンの扉を開く。 少しすんっと空気を吸うと、勢いよく良い香りが鼻の奥まで広がった。 甘いチョコレート菓子の匂い。 「これは成功でしょ」 そう私が言うと、 「だね!早く食べよ〜」 とるんるんでオーブンから取り出しお皿に出していた。