早速プレゼントされたマフラーを付け家を出る。
裕也の運転する車に乗る私。
いつものように助手席に座る。
すると、目の前を自転車が通りかかった。
「あー、そういえばさ…昔みた映画に二人乗りで日の出観に行くって話があったよ」
「あ、有名なやつ?」
「そうそう。この間テレビでもやっててさ〜」
「何…やれって?」
目をキラキラさせて見ていたのが伝わったのだろう。
嫌そうな顔を浮かべこちらを見る裕也。
「やろうよ!」
「嫌だよ。寒いし」
「ちぇーロマンの欠片も無い男ですな〜」
少しくらい乗ってくれても良いのにね。

