あなたと出会えてよかった!

私を助けてくれたきみ、きみにあえてよかった。


私、本城麻姫。

まぁ、見ての通りこんな平凡な日々を送っている中学生2年生。

こんな青春のない日常に突然あらわれたきみ。

きみがいてくれたおかげで青春ができた。


「まき!おはよー!」

朝いち、大きな声で挨拶をしてきたのは

幼なじみの竜恩寺ゆき。私の親友でもある。

私たちは、好きなひともいない。さらに、ゆきは男子と

しゃべれないのである。私も苦手ではあるのだけどね。


そんなある日の放課後、ゆきと一緒に帰っていた。

「タブレットのアプリなんだけどさ‥…」

ゆきの突然の言葉。そんなことは置いといて、

携帯じゃなくタブレット、ということに疑問を持った

かもしれないから一応説明だけでもね。

私たちの親はとても厳しく、携帯を持たせてくれない。

だから、タブレットしか使えないということだ。それも、

家族で一代だ。みんなはもってるのに。


「まきー?聞いてる?」

ちょっと、説明がながびいたかな。

「なにー?」と私は気のない返事をかえす。

「だから、Q&Aっていうアプリみつけたの!」

「どんなアプリなの?」

「相談したりできるアプリなんだって!」

あれ?それって、出会い系じゃないのかな?

「違うよ!ただの相談したりするところ!」

「なっ?!ゆき、心のなか読んだの?!エスパー?」

びっくりした‥…なんで心の中が?

「エスパーなんかじゃないよ!麻姫が声に出してる。」

「え、え‥…??」

え、私?あ、やっちゃった。

私が苦笑していると、ゆきが

「まぁ、とりあえず麻姫もやってよ!!」

「うーん?時間があったらね?」

「いや、なくても絶対いれてよ!!ね?」

時間がなくてもって……ゆきちゃん?

相変わらず、ゆきは元気だなー。そりあえず、ゆきも珍しく

真剣だったので家に帰ったらいれよう。