「「「あざっしたー!!」」」
もう日が完全におちて空にはたくさんの星。
そんな中、ようやく練習が終わる。
「夢叶、校門の所で待っとけよ。」
「はいはい、言われなくとも待っときますよ。
真っ暗な中1人で帰るのヤダもん。」
コウと一緒に帰る、これも日常。
お隣さんだしね。
私もジャージから制服に着替えて校門へと向かう。
普通は男が女を待つんだろうけどね、私達は違う。
コウはいつも練習の反省や他の人の意見を聞いて帰る。
だからいつも待つのは私。
でも頑張ってるのをちゃんと知ってるから私は待ってる。
何時間でも待てるきがするよ。
コウの野球をする姿を見れるなら。
