魔法使いの一日

「ただいまー」

「おかえりー」

「おかえり~そしてお邪魔してまーす」


家に帰ると、ソラともう一人居た。


「あれ、アル君。どしたの?」

「暇だったからさ、来ちゃった。それにしても、凄い量だね」


アル君は私の両手にある買い物袋の量に驚いてる模様。そりゃあ、両手に2袋ずつ、計4袋も持っていたら驚きだよね。


「そうか? 亜梨珠にしたらそれくらい普通だぞ」


それに驚かず冷静に意見するのはソラ。って、私にしたらってどーいう事だ。これで多い方なのですが?


「今日は安かったからまとめ買いしてきちゃったんだ。今日はいつもより接戦だったよ…おばちゃん達、まだまだ甘く見れないね…」

「「は?」」


二人はこの発言の意味が分からないのか首を傾げる。