あれから一週間、私はskyに行くことはなかった。


理由はばあやに夜の外出は当分禁止されたから。



今まで注意だけだったけど、とうとうしびれを切らしたのか、数時間の説教と夜の外出禁止を命じられた。



ばあやの言うことだと逆らえないんだよね~。


「紫緒、あんた最近顔色いいけど、不良ごっこそろそろ飽きてきたの?」


プロのネイリストにネイルをやってもらいながら顔に美容パックをのせたユリが聞く。


今日は土曜日で、美容サロンにきている私たち。


「ううん、ばあやに夜間外出禁止されたの。」


「うわ~、やっと来たのね。ばあやはあんたに甘すぎるのよ。」



「何言ってるの?ユリの方が甘やかされてるじゃない。」


天性の女王様のユリは、幼少期から我儘だったし、欲しいものはすべて手に入れてきた。


「でも私は夜に不良ごっこなんてしないわ。」


そしてその分自信に満ちていて、カリスマ性がずば抜けている。



それが本郷百合華だ。


なんてユリの解説は置いといて、


「不良ごっこじゃないよ。ちゃんと目的はあるの。」


「目的?」



そう、私の目的は、バーskyに行くこと。