「もしも、もしもだけどさ、自分が犯人だったらって想像するとさ。
誰にも言えない秘密抱えてるのって、やっぱツラいんじゃないかと思うわけ」
「んー、そうだろうけど」
「誰かに吐き出して、スッキリしたいんじゃないかって。
井戸の底にむかって、『王様の耳はロバの耳』って叫ぶとか。
教会の懺悔室で罪を告白するとか。やりたくなるんじゃないかなって」
「ふむ」
「ちなみにあの寓話は、井戸の底が他の井戸に通じていて、結局町中の人に知られてしまうってオチなんだけど。
現代の空井戸とか懺悔室は、ネット上にあってさ」
高瀬の説明はつづく。
誰にも言えない秘密抱えてるのって、やっぱツラいんじゃないかと思うわけ」
「んー、そうだろうけど」
「誰かに吐き出して、スッキリしたいんじゃないかって。
井戸の底にむかって、『王様の耳はロバの耳』って叫ぶとか。
教会の懺悔室で罪を告白するとか。やりたくなるんじゃないかなって」
「ふむ」
「ちなみにあの寓話は、井戸の底が他の井戸に通じていて、結局町中の人に知られてしまうってオチなんだけど。
現代の空井戸とか懺悔室は、ネット上にあってさ」
高瀬の説明はつづく。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)