「すげーな、こんなところに生えてるって」
高瀬は自分とは違う。真逆だ。
植物の生命力にシンプルに感心することができる。
彼と自分が、校舎のひさしに並んで腰をおろしている事実も、かなりのミステリーだ。
「でさ、あれ、あの話」
場所が限られているからして、はからずも身を寄せた状態で、高瀬に顔をむける。
うん、と高瀬がうなづく。
「プリントアウトしてきた」
「プリントアウト?」
高瀬が自分のカバンから、数枚のA4の紙を引っぱり出した。
「ネットで探した」
あぐらを組んだ膝の上に紙を置いて、こちらをひたと見つめる。
「ネット!?」
話が見えてこない。
高瀬は自分とは違う。真逆だ。
植物の生命力にシンプルに感心することができる。
彼と自分が、校舎のひさしに並んで腰をおろしている事実も、かなりのミステリーだ。
「でさ、あれ、あの話」
場所が限られているからして、はからずも身を寄せた状態で、高瀬に顔をむける。
うん、と高瀬がうなづく。
「プリントアウトしてきた」
「プリントアウト?」
高瀬が自分のカバンから、数枚のA4の紙を引っぱり出した。
「ネットで探した」
あぐらを組んだ膝の上に紙を置いて、こちらをひたと見つめる。
「ネット!?」
話が見えてこない。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)